2026年3月に公表された生成AI関連のインシデント(1件)
2026年3月に一次発表があった、生成AI・AIツールに関わる事例です。原因は一次発表に書かれた範囲だけを載せています。
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社内Wiki「GROWI」のAIアシスタント機能のAPIに権限チェック欠如の脆弱性、他の利用者のスレッドやメッセージを閲覧・改ざんできるおそれ(JVN#46373837)
JVNによると、株式会社GROWIが提供する社内Wiki「GROWI」のv7.4.5およびそれ以前に、AIアシスタント機能のスレッド・メッセージのAPI(JVNの表題では「OpenAIスレッド・メッセージ API」)の権限チェック欠如の脆弱性(CWE-862、CVE-2026-25083)があった。共有AIアシスタントの識別子を知っているログイン済みの利用者が、他の利用者のAIアシスタントのスレッドやメッセージを閲覧したり改ざんしたりできる可能性がある。開発者は、各APIでスレッドの所有者を確かめていなかったと説明している。v7.4.6で修正された。
- 原因
- 各APIエンドポイントでスレッドの所有者検証が行われていなかった(開発者がJVNに提供した説明)。
- 影響
- 実際に悪用されたかどうかは公表なし。開発者の説明では、共有AIアシスタントの識別子を知るログイン可能な利用者が、他の利用者のスレッド一覧の取得、メッセージの閲覧・投稿・編集、スレッドの削除をできる状態だった。深刻度はCVSS v3で8.3、v4で8.7(IPA値)。
- 当事者の対応
- v7.4.6で修正。JVNと開発者は最新版へのアップデートを呼びかけている。
- 防ぐには
- 社内ツールにAI機能が加わったら、AIとのやり取りの履歴も業務データとして扱い、誰が読めるかを確かめる。自社で運用している製品は、修正版が出たら速やかに更新する。