2024年3月に公表された生成AI関連のインシデント(1件)
2024年3月に一次発表があった、生成AI・AIツールに関わる事例です。原因は一次発表に書かれた範囲だけを載せています。
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生成AIサービス「リートン」のデータベース設定不備で、利用者の入力プロンプトや生成結果、メールアドレスなどを外部から取得・編集できる状態だった
リートンテクノロジーズジャパンは、同社が運営する生成AIサービス「リートン」に技術的な脆弱性があり、特殊な操作でニックネーム、職業、メールアドレス、LINE UID、入力したプロンプト、生成結果を取得・編集できる状態だったと報告した。2023年11月30日に利用者からの通報で発覚し、調査でデータベースシステムの設定の一部に不備があり、外部からデータベースにアクセスできる状態だったことを確認した。2023年12月8日に修正を完了した。
- 原因
- データベースシステムの設定の一部に不備があり、特定の操作で外部からデータベースにアクセスできる状態だった(同社)。
- 影響
- 取得・編集が可能だった項目は、ニックネーム、職業、メールアドレス(メールで登録した場合)、LINE UID(LINEで登録した場合)、入力したプロンプト、生成結果(同社)。対象の件数と、実際に悪用されたかどうかは公表なし。
- 当事者の対応
- 2023年12月8日に修正し、外部のセキュリティ専門家の監査で問題がないことを確認。2024年1月23日にデータベースを含むシステム全体を改修。2024年4月からセキュリティコンサルティングを導入し、第三者機関によるセキュリティ強化を行うとした(同社)。
- 防ぐには
- 生成AIサービスに入力した内容は、事業者側の設定不備でも外に出ることがある。業務で使うサービスは、運営事業者のセキュリティ体制や第三者監査の有無を確かめ、入力してよい情報の範囲を決めておく。